このブログは、アフリカ南部のザンビアという国で話されている「ベンバ語(Icibemba)」を学びたい方のために開設しました。
おそらく極めて僅かな需要しかないと思いますが、誰かしらのお役に立てたら嬉しいです。
ベンバ語ってどこの言葉?
主にアフリカ南部の内陸国である「ザンビア」という国で話されています。
ザンビアには大きく分けて7つの現地語があり、その中でもベンバ語は人口の50%以上の人が話せるメジャーな言語です。
特にザンビア北部の各州(コッパーベルト州, ルアプラ州, 北部州)では日常語として使われています。ザンビア北側の隣国である「コンゴ民主共和国」の一部(カタンガ州)でも話されているようです。
ちなみにザンビアの第一公用語は英語です。児童と御年輩の方を除けば、程度の差こそあれ英語での意思疎通ができます。そのため、英語を多少話すことが出来れば現地語を知らなくても旅行や滞在に困ることはありません。
筆者について
私は2年間、青年海外協力隊という海外ボランティア制度によってザンビアに滞在していた者です。当時の赴任先はコッパーベルト州の「ンドラ(Ndola)」という都市で、ベンバ語が主要言語として使われている地域でした。
現地では高校の教師として活動していました。いまは日本の民間企業で働いています。
なんでこのブログを作ったの?
ボランティア活動の当時は、現地での授業や会話はすべて英語で行っていました。ベンバ語も覚えたかったのですが、学習資料の少なさや活動の忙しさに負け、結局は挨拶程度しか覚えずに任期を終えてしまいました。
活動の上で不都合はなかったのですが、もし話せていたら更に色々なことが出来たのではないかと帰国してから悔しくなり、手遅れであるにも関わらず勉強を始めました。
そのついでに、他にもベンバ語を学習したい人がいるかもしれないと思い、学習内容を整理してブログにまとめることにした次第です。ベンバ語を学びたいという日本人は極めて僅か(おそらく世界で100人未満)に違いありませんが、地道にまとめていこうと思います。
免責のお願い
本ブログは個人の趣味としてベンバ語を勉強している人間によって書かれたブログです。現在筆者は日常的にベンバ語を利用する環境にはおらず、加えて、ベンバ語自体も明確に標準語が確立している言語ではありません。
そのため「文法的に正確でない」「実際にはそんな表現は使われない」という点も出てしまうとは思いますがご容赦のほどお願いいたします (反対に、そういった点を見つけた際には教えて頂けると有難いです)。